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不正転売と横流し対策 Measures against illicit resale and diversion.
目次
横流しと不正転売
問題が起こりやすい原因は?
必要な対策
仕組みづくり
マーケティングと共に
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横流しと不正転売
美容サロンでの販売する事を契約して、専売契約する「サロン専売品」などについて、一部の契約店が契約した販路や価格を守らず不正に転売するケースがあります。
商品の特性上十分に説明が出来るサロンなどで販売してほしいという意図を無視し、安くB2Cサイトなどで販売します。
消費者は当然、安売りしているサイトで購入しますので、契約を守って販売している他の代理店も、それでは売れないので「ばかばかしい」と契約を守らない店舗同様に不正に契約外の方法で販売を行います。
契約店舗は、ネットで安売りしている事を、商品を所有するメーカーにクレームとして問い合わせますが買い戻しても、商品に貼った管理用ラベルなどをはぎ取るなどして1次代理店も突き止める事が難しい状況です。
弊社の管理タグは、製造ナンバーを刻印したり、改竄が難しく世界1200社以上が採用する模造品対策技術で、流通管理と正規品証明。更にはマーケティングも一緒に行う事が可能です。
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問題がおこりやすい原因は?
1.シリアルナンバー等の管理自体がない。
商品1つ1つにユニークな管理番号などがなく全く管理が出来ていない状態です。
「転売してもどうせばれない」と代理店や販売代行者が安心して転売してしまいます。事実追跡が不可能な状態で野放しな状況です。
2.コードが予測できる。
ひと昔、海外の模造品対策でも使われていましたがシリアルNoを箱などに印刷するケースです。一見管理できてるようですが予測できる内容は偽物の箱が作られてたり簡単にできてしまいます。
3.出荷情報が管理されていない。
ユニークなコードを付与しても「どこに売ったか?」の管理が出来ていない状態です。
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必要な対策
資材が改ざんされない事
偽物のシールや箱が作れない事
販路管理システムがある事
システムで販路管理が可能
自社システムとの連携
APIなどで自社システムとつなぐ
これまでも日本企業は、破砕式のシールなどいろいろな方法で資材(シール)が偽造されないように対策をしてきました。しかし、結果は容易にコピーされ担当者からは「結局は鼬ごっこ」とあきらめの声が聞こえてきます。
原因は「採用した資材が偽造される」という結果がもたらしました。QRコードに記録している予測不能という値は、結局専用アプリで読み込まれる以前に、偽サイトに誘導するURLが保存されたQRにすり替えられたり、
NFC/RFIDでは、本物が使われず安いNFC/RFIDのキャップにすり替えられ同じように偽サイトに誘導し「本物です」という表示で欺くばかりか フィッシング詐欺同様、お客様の情報を登録させる事例もありました。
レーザーによる刻印の例。化粧品などでは製造番号の記載が義務付けられています。
弊社では、製造番号を刻印する事でいわゆるラベル削りに対応します。
シールの番号はあくまでも管理番号という主張でシールをはぎ取られる場合でも、割り印し刻印する事で一体化が可能です。
偽タグを使った
詐欺にご注意!
【失敗例】
QRやNFC/RFIDのデータ提供は◎
QR
犯罪者は「本物です」と表示されるWEBサイトのデザインだけをコピーして、QRコードも偽サイトに書き換えてしまいます。
NFC/RFID
韓国では、酒のボトルの栓でNFCタグを用いたものが偽造されたNFCタグに入れ替えられタッチすると偽サイトに誘導されてしまった。
QRの内容やNFC/RFIDが本物か?は誰も検証しません。
偽サイトに誘導する安い素材を使ってフィッシング詐欺のように誘導できてしまいます。
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仕組みづくり
現状、商品の製造から全流通の過程(間の小売店など)を記録する方法はあまり現実的ではありません。
勿論弊社では、トレーサビリティのシステムを構築しているので構築は可能ですが、間の代理店、小売店が全て記録してもらえるかというと難しいのが現状です。
また、法律の問題もあり弊社のノウハウに基づいて個別にご提案しております。
5
マーケティングと共に
単に流通管理/不正転売だけではなく、タグを利用したマーケティング支援も行っております。
LINE会員登録による
顧客化や保険加入
プッシュ通知などで
閲覧者に情報配信
偽造不能番号をつかった
抽選機能の提供